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東洋大、新型コロナワクチン「職域接種」 8月中旬開始へ

  • 2021年06月14日 22時10分
  • 最終更新: 2021年07月19日 19時10分

【7月1日16:30追記】接種対象の学生について追記しました。
【7月1日16:40追記】国への申請完了について追記しました。
【7月1日16:45追記】予約開始時期について追記しました。
【7月5日16:20追記】予約開始時期変更について追記しました。
【7月19日19:10追記】国への再申請完了について追記しました。

東洋大学は6月14日、新型コロナウイルスワクチンの「職域接種」の実施を検討していることを公式サイト上で明らかにしました。対象は東洋大学の学生と教職員で、7月中旬に4キャンパス(白山、赤羽台、川越、板倉)で開始する予定で検討しているということです。使用されるワクチンは、武田・モデルナ製です。
東洋大の「職域接種」はまだ検討段階で、具体的な日程や実施方法等の詳細が決まり次第、発表するとしています。東洋大は、「教育・研究や学生のさまざまな活動が制限なく実施できるようになることを目指す」としています。

学生に「ToyoNet-ACE」でワクチン接種の意向調査を実施し、接種人数を把握するということです。
アンケートの期限は6月17日の午前9時となっているため、東洋大学の学生の皆さんは早めにアンケートに回答するようにしましょう。

大学での「職域接種」は、慶應義塾大学や広島大学などで今月21日から開始する予定ですが、いずれも医学部や大学病院がある大学で、医学部や大学病院のない東洋大は、職域接種の実施要件である「医師・看護師等の医療職の確保」が実施における課題とみられます。

【7月1日16:30追記】
東洋大学は6月18日、14日から17日までに実施した意向調査を回答しなかった学生も、希望する場合は職域接種の対象となると発表しました。

【7月1日16:40追記】
東洋大学は6月25日、新型コロナウイルスワクチンの「職域接種」について、実施に向けた国の関係機関への申請は既に完了したと発表しました。
また厚生労働省は、多くの大学や職場などから申請があったことから、同日17時に大学以外での職域接種の新規申請を一時休止しました。23日以降の申請については「精査する」としていて、東洋大の申請タイミングによっては、接種開始に時間を要する可能性があります。

【7月1日16:45追記】
東洋大学は7月1日、新型コロナウイルスワクチンの「職域接種」について、7月初旬に予約を開始する予定だと発表しました。同大は6月25日までに、7月中旬の接種開始希望で国へ申請をしています。予約開始方法や具体的なスケジュールなどは、改めて発表するとしています。

【7月5日16:20追記】
東洋大学は7月5日、新型コロナウイルスワクチンの「職域接種」について、厚生労働省から「8月上旬以降にワクチンを配送する見込みだ」と連絡があったと発表しました。このことを受け、7月初旬の予約開始・7月中旬の接種開始の計画を見直し、8月中旬の接種開始を目指すとしています。

【7月19日19:10追記】
東洋大学は7月19日、新型コロナウイルスワクチンの「職域接種」について、関係機関へ改めて申請をしたと発表しました。接種開始は8月中旬となる予定で、当初の予定から1カ月遅くなる見通しです。また、各自治体での接種が進むことを考慮し、当初よりも規模を縮小する計画だということです。
東洋大は、「当初お知らせした計画から遅れており、本学での接種を希望されていた方にはご心配をおかけしておりますこと、お詫びいたします。より早い接種を希望する方は、「ワクチン接種券」が届き次第、各自で予約のうえ、接種されることを推奨いたします。」としています。

参考リンク
東洋大学における新型コロナウイルスワクチンの職域接種について - 東洋大学
新型コロナウイルスのワクチン接種 ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ…対象年齢、副反応など違いは? - 福井新聞